子どもたちの権利擁護

福音寮では、子どもたちが「安心して話せる」「自分の気持ちを大切にできる」そんな暮らしを守るために、日々の関わりと仕組みの両面から権利擁護に取り組んでいます。
子どもの思いや願いにていねいに耳を傾け、一緒に考えながら一人ひとりが自分らしく過ごせる環境づくりを大切にしています。

子どもの声を聴く姿勢
職員の振り返り

子どもの思いや希望に耳を傾けることは、権利擁護の中心です。学校のことや家族のこと、進路や将来のこと、「こうしたい」という希望など、どんな話題でも子どもたちが話したい時に話せる関係性・環境づくりを心がけています。
子どもの意見を尊重しながら、子どもの最善の利益を実現できる方法を一緒に考えることを大切にしています。職員は、虐待防止研修や関わり方の振り返りを定期的に行い、不適切な関わりが起きないよう意識と技術の向上に努めています。
子どもたちの生活場所が安心安全であるために、環境面で気づいたことを共有し、小さなことでも改善していく文化を大切にしています。

権利擁護担当者

複数名の担当者がいて、希望に応じて話しやすい職員を選べます。
ホームの職員とは別の立場で、困りごとや気になることを受けとめ、子どもと一緒に解決方法を探していきます。

権利擁護担当者
第三者委員

子どもたちが「誰に・どのように話すか」を選べるよう、複数の窓口を設けています。

意見箱

「直接は言いづらい」「ホーム職員以外の人に話を聞いてほしい」時に活用できる窓口です。投函内容は権利擁護担当者が子どもと一緒に確認し、気持ちや要望の整理をサポートします。

第三者委員

地域の民生委員、福祉関係者、弁護士、学識経験者などで構成されています。施設と距離を置いた立場から、公正な視点で子どもの相談を受けます。
子ども向けに 第三者委員へ直接連絡できる連絡先を周知しているほか、定期的にホームを訪問し、生活の場で自然にコミュニケーションを取れる機会をつくっています。

子どもたちの権利を
育む活動

権利擁護が“特別な時間”ではなく、日常に根づくような取り組みを行っています。

権利ノートの読み合わせ

年に2回権利ノートの読み合わせを行っています。自分の権利について、子どもと職員が一緒に考える時間になっています。

子どもの部屋会

月1回のペースでホームごとに実施している子どもたちの会議です。生活のこと、困りごと、「こうだったらいいな」という提案など、子どもの声がホームの運営にいかされる場です。

new権利教育のリーフレット

意見箱の使い方や相談先などをまとめたリーフレットを作成し、子どもたちに配布していく予定です。